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NISAで何を買えばいい?オルカン・S&P500・個別株をどう考えるか

📈 投資初心者

NISAを始めたあとに迷いやすいのが、「結局、何を買えばいいのか?」という問題です。

私自身も以前はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式〈オール・カントリー〉)とS&P500の両方を保有していました。ただ、現在の積立はオルカン1本にまとめています。

この記事では、オルカン・S&P500・個別株の違いを初心者向けに整理しながら、なぜ私が積立部分をオルカン1本にしたのかも紹介します。特定の商品をすすめることが目的ではなく、自分に合った投資先を考えるための材料として読んでください。

NISAで買えるものは1種類ではない

NISAには、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託を対象とする「つみたて投資枠」と、上場株式や投資信託なども対象となる「成長投資枠」があります。2026年時点で18歳以上の年間投資枠は、つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円です。

そのため、「NISAをやる=オルカンを買う」という制度ではありません。投資信託を積み立てる方法もあれば、成長投資枠で個別株を買う方法もあります。

オルカンとは?1本でも世界中の株式に分散できる

オルカンは、日本を含む先進国・新興国の株式へ幅広く投資するインデックスファンドです。三菱UFJアセットマネジメントの月次資料では、2025年9月末時点で2,507銘柄を組み入れていました。組入銘柄や国・地域の比率は市場の変化に応じて変わるため、最新情報は運用会社の資料で確認する必要があります。

つまり、画面上では「オルカン1本」を買っていても、その中身まで1社に集中しているわけではありません。

「卵は一つのかごに盛るな」とオルカン1本は矛盾する?

投資では「卵は一つのかごに盛るな」という考え方がよく使われます。1つの投資先に集中せず、複数へ分散するという意味です。

ここで私は以前、「オルカンだけにしてしまうと1つに集中していることになるのでは?」と考えることもありました。しかし、投資信託では商品の本数と投資先の数は同じではありません。

オルカン1本でも、その中では多数の企業へ投資しています。私はこの点を考えて、現在の積立部分については無理に商品数を増やさず、オルカン1本にまとめています。

S&P500との違いは「どこまで世界を持つか」

S&P500に連動する投資信託は、米国の代表的な大型企業を中心に投資します。一方、オルカンは米国だけでなく、日本や欧州、新興国なども含む世界株式が対象です。

S&P500とオルカンのどちらが将来高いリターンになるかは事前には分かりません。重要なのは、米国中心で持ちたいのか、世界全体へ広く分散したいのかという違いを理解して選ぶことだと考えています。

私はS&P500との併用からオルカン1本にまとめた

以前の私は、オルカンとS&P500の両方を持っていました。現在は積立部分をオルカン1本にまとめています。

理由はシンプルで、商品を複数持つこと自体よりも、「中で何に投資しているか」の方が重要だと考えるようになったからです。

オルカンの中には米国株も含まれています。そのうえで他の先進国や新興国にも投資されます。私は、積立についてはこれくらいシンプルな方が長く続けやすいと感じています。

もちろん、これは私自身の選択です。S&P500を選ぶことが間違いという意味ではありません。

先進国企業への投資でも世界経済とのつながりはある、と私は考えている

ここからは、私個人の投資に対する考え方です。

先進国の大企業は、自国だけで商売をしているとは限りません。世界各地で商品やサービスを販売したり、現地企業へ出資したり、海外に生産・販売拠点を持ったりしています。

そのため私は、先進国の企業へ投資することでも、企業活動を通じて世界経済の成長をある程度取り込める面があると考えています。

ただし、これは「新興国株へ直接投資することと同じ」という意味ではありません。新興国市場そのものの成長や値動きを取り込みたい場合には、新興国株へ直接投資する意味があります。ここは分けて考える必要があります。

私の場合は、こうした企業活動そのものの国際分散も意識しつつ、積立ではオルカンを選んでいます。

個別株はどうする?私は成長投資枠で別に楽しんでいる

積立をオルカン1本にしたからといって、個別株をまったく買わないわけではありません。

私はNISAの成長投資枠も使っており、気になる個別株やIPOなども購入しています。積立部分は広く分散し、個別株は自分で企業を調べながら別枠で考える、という使い分けです。

IPO、個別株投資をやるなら私のおすすめはこちら  株式取引


個別株は企業ごとの差が大きく、投資信託よりも企業分析の重要性が高くなります。私が実際に行っている株式スクリーニングや企業の深掘りについては、「お金の困りごとラボ(ライフラボ)」で別シリーズとしてまとめています。

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初心者は「商品を増やすこと」より中身を見る

投資を始めたばかりだと、分散投資と聞いて「投資信託を何本も買わなければ」と考えがちです。しかし、複数の商品が似た銘柄を多く保有していれば、見た目ほど投資先が分散していない場合もあります。

確認したいのは、①どの国・地域に投資しているか、②どんな企業・資産が入っているか、③自分が理解できる商品か、④無理なく長期間持ち続けられるか、です。

私はこの考え方から、積立部分はオルカン1本というシンプルな形に落ち着きました。

証券口座をまだ持っていない場合

NISAで投資信託や個別株を購入するには、NISAを取り扱う金融機関で口座を用意する必要があります。
NISAや個別株への投資を始めるには、証券口座が必要です。今回の記事では、選択肢の一つとして松井証券を紹介します。

松井証券では、NISA口座の日本株・米国株・投資信託の売買手数料がインターネット経由の場合無料です。成長投資枠では日本株・米国株・対象の投資信託を取り扱っています。

また、IPOでは抽選時の事前入金が不要で、配分予定数量の70%以上を完全平等抽選としています。当選後に購入資金を用意する仕組みなので、IPOにも興味がある人には特徴の一つです。

ただし、証券会社は手数料だけでなく、取扱商品、使いやすさ、ポイントサービスなども含めて自分に合うか確認して選びましょう。

まとめ|私は「積立はオルカン、個別株は別」で考えている

NISAで何を買うかに、全員共通の正解があるわけではありません。

私自身は以前、オルカンとS&P500の両方を保有していましたが、現在の積立はオルカン1本にまとめています。1本の商品でも中身は多数の企業へ分散されているため、商品数を増やすことより投資先の中身を見るようになったからです。

一方で、成長投資枠では個別株やIPOにも投資しています。

『積立はシンプルに広く分散する』『個別株は自分で調べて別に考える』。今のところ、私にはこの形が合っています。

前回のNISA積立シミュレーターで毎月いくら投資するかを考えたら、次は「そのお金で何を買うのか」を、自分が納得できる形で決めていきましょう。

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